マハーラージから直接学べるヴェーダーンタ「ギーターとウパニシャッドを学ぶ会」(貴重講話)

『パタンジャリ・ヨーガの実践 ~そのヒントと例』

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 2015年から2016年、マハーラージがインド大使館でのバガヴァッド・ギーター聖典講話に
おいて、17回にわたって解説なさった「ヨーガ・スートラ」が書籍となりました。
バガヴァッド・ギーター第4章28節「ヨーガ・ヤッギャ(ヨーガ・ヤジュニャ)」の説明と
して、2016年3月~2018年11月に大阪講話(第33回~49回)でもお話された内容です。
ヨーガ全般の知識を得るための教科書としても使える、たいへんわかりやすく幅広い内容と
なっております。
かつて受講いただきました皆様は、きっとマハーラージの熱意と息吹を思い出すことでしょう。
~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ 

<本文より抜粋> 第2章 ヤマ 第1節 アヒンサーより

 霊的実践の基礎 ヒンサー(暴力)という名詞に否定の接頭辞がついたアヒンサーは
「暴力をふるわない」「非暴力」という意味で、アヒンサーはアシュターンギカ・マー
ルガの最初の実践として重要です。
理由のひとつは、暴力的性質を取り除かないかぎり心は落ち着かず、心に静けさと集中が
なければ瞑想に進めないから、もうひとつの理由は、非暴力は道徳の基礎だからです。
根拠は「私たちが宇宙のすべてを創造したわけではない。創造していないのに、それらを
傷つけたり殺したりする権利はない」という点にあります。さらに「非暴力はすべての
善なる性質の基礎」であることも理由です。心に暴力的な考えがあるかぎり、清らかに
なれず、良い性質も育たなければ、霊的にもなれません。真実、親切、慈悲、調和、
普遍的な愛、謙虚、清らかさなどの霊的な性質は、非暴力が確立されて初めて育つのです。
アヒンサーは霊的実践の基礎であり、人生の第一条件です。

スワーミー・メーダサーナンダ著 ハードカバーB6判、頁数254頁 価格 1,500円(税抜)

TEL 046-873-0428 FAX 046-873-0592

*ご注文およびご注文についての問い合わせ先:
日本ヴェーダーンタ協会ショップ order.nvk@gmail.com

*今後の出版のため、feedbackpatanjaliyoga@gmail.com まで
感想をお寄せいただけると幸いです(ご意見ご感想は非公開です)
 
<本書の特徴>
ヨーガは人生に生かしてこそ意味がある── パタンジャリが「ヨーガ・スートラ」で述べた
実践を、日常に根づくものとするヒントや実例に満ちているこの本は、まさにその素晴らし
いテキストです。本書はパタンジャリ・ヨーガのたいへんに幅広い内容を、わかりやすく、
親切に、そして理論的に説明しています。いろいろな角度から検討された解説が、読者を深
い理解へとみちびきます。この本は、幸せを求めるすべての人に、ヨーガを学ぶすべての人
に、インド哲学を学ぶすべての人に、人生の荒波に面している人に、生きる目的を探求する
人に、実用的な書物です。読み終えたとき、ヨーガは人類が受け継ぐべき偉大な遺産である
と気づくでしょう。

<目 次>
発行者のことば
序文
第1章 はじめに
第2章 ヤマ
第3章 ニヤマ
第4章 アーサナ
第5章 プラーナーヤーマ
第6章 プラティヤーハーラ
第7章 サンヤマ(ダーラナー、ディヤーナ、サマーディ)
第8章 サマーディの結果
第9章 おわりに
用語解説
索引

年内の大阪講話について


年内のバガヴァッド・ギーター大阪講話は、6月29日(土)と9月14日(土)にも開催予定です

勉強会のテキスト


『ウパニシャッド』は、インド思想の叡智です。また『バガヴァッド・ギーター』は、ウパニシャッドの精髄といわれ、日常生活を通してヨーガを実践する方法が説かれています。
※申込時に予約可能です

講話の書き起こしを配信します

◇受講なさった回…無料で配信します。
◇受講なさらなかった回…ご希望の場合メールでお申し出下さい。
1講話につき500円のお振込と引換で配信します。
◇初受講生…1回目と前回のデータを無料で配信します。
◇受講3回目…過去全てのデータを1度だけ無料で配信します。
※データ量が大きい為、PCアドレスへのみ配信可能です。

講話の最後にQ&Aがあります

Q&Aでご自身の素朴な疑問をぶつけてみませんか。
マハーラージが丁寧にご説明します。
みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

サンスクリット一口メモ


講話前のマントラ、「サハナーヴァヴァトゥ」について

saha nāvavatu を分解すると、
saha nau avatu となる.
これは、au + a → āva となる
 規則(母音交替+連声)による.
従って、
saha 副詞  ~と共に
nau 人称代名詞「私」の複数で、
  「~に」「~を」という
   語尾変化をしている.
avatu 動詞 √av :導く の
    3人称単数・命令形
そこで、
「私たちを共に導いてください」となります.

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